省エネとは

省エネというとこまめに電源を切ったり、コンセントを抜くといったイメージが思い浮かべられますが、その方法は多岐にわたる上に意識や行動だけではないのも確かです。

一般家庭やオフィスでできる取り組みには、冷暖房器具のフィルターのこまめな掃除や温度設定の見直し、照明器具の置き換えや調理の時短などがあります。

ただ、様々な努力でコツコツ省エネに励んでも、1つ大きな無駄があると努力が水の泡になりますから、総合的かつ無駄の大きな部分から見直していくことが原則です。

古い設計の家電はエネルギー効率が低いものが多く、物を大切に使う姿勢は大事ですが、省エネ的には最新の製品に買い替えた方が良いケースも少なくないので注意です。

 

省エネにおける損失

省エネにおける大きな無駄といえば、冷気や熱というような、生み出すエネルギーの高さに対して損失が発生しやすいものです。

住宅などの建物で考えると、窓まわりから伝わる熱は断熱性を大幅に低下させる要因で、夏は冷房に負担が掛かりますし、冬は暖房をつけっぱなしでも部屋が寒いということにもなりかねないです。

面積の広い壁の断熱も無視できませんし、ガラスから伝わったり逃げる熱も馬鹿になりませんから、まずは建物から省エネを見直したいところです。自然エネルギーの活用で地球資源を守るのも1つの方法ですが、エネルギーを生み出す方向だけでなく、消費量をいかに効率良く減らすかが重要です。

小さな積み重ねは大きな無駄の見直しがあってこそ活きてきますから、大きい方から順番に具体的な対策を考えて実行に移すことをおすすめします。

ここで紹介してきた一般的な対策方法以外にも、企業が省エネ法という法律に基づいて取り組んでいる省エネ対策もあります。省エネ法に関する詳細は下記サイトよりご確認いただけますので、参考までにご覧ください。

参考サイト:省エネとは?事業者向けのヒントと基本を解説!|MDI株式会社